ACT　不安・ストレスとうまくやる　メンタルエクササイズ

ACT（Acceptance and Commitment Therapy）は、第三世代の認知行動療法として近年注目されています。
不安や落ち込みなどの感情をありのまま受け入れつつ、自分の価値観に基づいた行動を取ることを目指す心理療法です。思考や感情にとらわれず、より充実した生活を送るための柔軟性を養います。

不安障害は薬物療法だけでは十分とは言えません。しかし、日本では医療機関や心理オフィスで認知行動療法や心理療法を受ける場が限られていたり、費用が高額だったりするため、継続してそれらを受けることは難しい状況です。さらに、日本の逼迫する保険診療の状況や診療報酬の削減傾向を考えると、今後も医療機関での精神療法や心理療法の充実は期待しにくい状況と言えます。

このような書籍で学び、自身で不安に向き合い、不安と共存する道を模索していくスタイルを身につけることが、その後の人生をより豊かなものとしていくための一助となるかもしれません。

ACT　不安・ストレスとうまくやる　メンタルエクササイズ（出版社HP）